トッドの顔面のように気を長くして待っていた新作がようやく到着。Amazonもいいかげんなもので、前日まで”11月18日から12月10日の間にお届けします”と知らせておきながら、翌日にあっさりポスト投函。まあそれはともかく、2017年の前作「ホワイト・ナイト」同様のコラボ企画、今回そのタイマン度はより強めになった様子。
まずはその相手を収録順に。エイドリアン・ブリュー/リヴァース・クオモ/ニール・フィン/ザ・ルーツ/スパークス/デイヴィー・レーン/トーマス・ドルビー/ナルシー/リック・ニールセン/アルフィ・テンプルマン/レモン・ツイッグス/スティーヴ・ヴァイ。有名どころだけでなくすべて記すことによって、世代や音楽性の多彩さが判るはず。
”プロデュース相手が新人・若手・発展途上だと必要以上に自分の色を出す”という、かって初期のホール&オーツやショーン・キャシディ、そして高野寛が食らったトッド特有の性癖はここでも健在、随所におなじみのトッド節が顔を出し思わずニヤリ。たとえばレモン・ツイッグスとの楽曲などほとんどユートピアのごとし。
それに反し、ベテラン・ミュージシャンが相手となるや一気に敬意を表出、我々がイメージするコラボ相手そのものの音作り。唯一の例外がトーマス・ドルビーとの楽曲だったか。全12曲、個人的に一番のお気に入りは独特の浮遊感ただようニール・フィンとの楽曲かな。いろいろ楽しませてくれるトッド、彼こそがポップの魔法使いですね。
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