新番付が発表されたときにひょっとしたらあるかもなと。学生横綱のタイトルをひっさげ宮城野部屋に入門、いきなり幕下15枚目格に付け出された期待のホープ川副圭太。師匠にならって”小さな白鵬”と言われる彼のデビュー戦の相手は、同じく幕下15枚目なんと元大関の朝乃山!とりあえず結果は朝乃山が一気の攻めで寄り倒し川副を一蹴。
同じ地位の力士同士を初日あるいは二日目に当てるのは、長らく続く取組編成の慣習。とはいえ、いくらなんでも力士人生最初の相手が元大関とは。かって新入幕の土佐ノ海がいきなり初日に大関若乃花、2日目横綱貴乃花と当たったことがあるけど、それとは比較にならない大挑戦。やりにくかったのはまちがいなく朝乃山のほう。
どちらにしても今場所のこのふたりは楽しみ。朝乃山は先場所に続いて全勝すると十両復帰確実、その地位次第では一場所通過で来年初場所の幕内復帰もありか。いっぽう川副はきょう負けてしまったので、来場所の関取はちょっとキツいか、それでも楽しみな小兵力士がまたひとり…などと幕下から興味深い取組が続いております。
まだまだ暑い日が続くなか秋場所が開幕。照ノ富士はなんとかひとり横綱の面目を保っているものの、大関陣は総じてだらしなく、それに続くべき存在がなかなかブレークスルーしない…このイライラする状況がしばらく続く相撲界。そろそろこの膠着状態から抜け出してほしいと誰しも願うところ、目が離せない2週間が始まりました。
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