「おまえら知ってるか、あのふたりは兄弟やねんぞ!」すぐそばにいた私とほぼ同世代の男性が、息子のような年齢の同行男子たちに向かってエラそうに叫んでいた。思わず苦笑。酒井くにお・とおるを指して言うのならまだわかる、いや別に間違ってはいないけど、いかにも最近のサマソニにあふれていそうな目線の言葉だったからだ。
私にとっての今回最大の目玉スパークス。彼らは過去のサマソニ歴をふくめても一番のお気に入りだ。ここぞとばかり開演30分以上前からかぶりつくや(終演後に撮ったステージの眺め:フォト右)、バンド4人をしたがえロンとラッセル登場。特に凝った演出はなし。ときおりスモークを漂わせつつ、ライティングもいたってシンプル。
もうすぐ74歳になるラッセルは一度たりともジッとせず、ピョンピョン跳ねながら独特のオペラチックな歌声。いっぽうロン76歳がキーボードのそばを離れたのは、マイクを持って呪文のようなフレーズをくりかえしたときと、「No.1イン・ヘブン」でスピードスケート選手のようなヘンな動きをしたときだけ。あとは予想通りの終始無表情。
個人的にはやっぱりアイランド時代の70's楽曲を聴きたかったけど、長いキャリアを誇る彼らにそれを望むのはわがままな自己顕示というもの。各時代の楽曲をまんべんなく披露、そして終演後はフェスおきまりの記念撮影(フォト左:公式ツイッターから拝借)、私らしき人物はロンから左へしばらくのところにしっかりと写っております。
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