五木ひろしがメインMCを務める人気番組です。8月20日は、名曲!名演!名場面集&お宝映像プレイバック…ムード歌謡編ということで、観させてもらいました。
過去に放送した名シーンを【名曲セレクション!〜山の唄編〜】【お宝プレイバック ムード歌謡編】【名曲セレクション〜この歌・この魅力〜】【喝采をどうぞ〜コラボレーション〜】という4つのパートにわけて紹介されました。
全編を五木ひろしが藤あや子とともに、エピソードを添えながら紹介する番組です。
当然注目したのは、二つ目のムード歌謡編です。フランク永井トリビュート画面では、千昌夫が「有楽町で逢いましょう」を歌ったシーンがでました。
千昌夫のきばり顔ではムード歌謡にはどうかなと、心配しつつの鑑賞でした。
フランク永井がらみでは、定番である「東京ナイト・クラブ」が歌われたのですが、歌手は野口五郎と藤あや子です。この日のセレクションは、二人の歌手で歌うことが基本だったようです。
フランク永井と魅惑のゴールデン・ユニットを組んだ松尾和子、彼女と和田弘とマヒナスターズで日本レコード大賞を得た「誰よりも君を愛す」を、橋幸夫と八代亜紀が歌いました。
ムードあるデュエット曲の双璧である石原裕次郎と牧村旬子の「銀座の恋の物語」を山内惠介と大石まどかが歌いました。
「東京ナイト・クラブ」「銀座の恋の物語」に続く大人のデュエットとなった、五木ひろしと木の実ナナの「居酒屋」、これは二人のご本人の映像です。
居酒屋のできたエピソードが面白かったです。五木にその話が来たときに、全然乗らず、あげくは木の実に投げ、シングル盤のジャケットに小さく「五木ひろしと…」と書かれた状態で、木の実ナナのレコードとして発売されたのだというのです。
その後、テレビ番組で数回歌うことになり、それからヒットになって、以後五木が主となっていったと。五木はその後他の歌手とのデュエットで何度も歌い、実際に木の実とデュエットしたのはわずかだったということです。
この番組は基本的に「カバー」が多い番組で、出演する歌手の挑戦の姿が披露されます。何度か聴きましたが、はっきりいって、イマイチ、あるいは選曲かキャストが悪いと感じることが多かったのですが、この日にダイジェストした映像は、比較的よかったものでした。
カバーとなると、元曲が完成しているだけに、歌う側の歌唱がいやでも比較されます。そのときに、歌う側の実力がもろに視聴者に判断されます。
歌のうまさ、歌への熱心さ、歌への消化力の高さ、歌の独自の解釈による味の出し方、さまざまな視点で点数が付けられます。
さすがにプロの歌手だと視聴者に感じさせるには、よほどの訓練が求められます。
この点、フランク永井のカバーは並外れでした。あの低音で大丈夫かと心配するような曲でも、人をうなずかせる、幅の広い歌手でした。
そんなことを思い浮かべながら、2時間楽しませていただきました。
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