69歳というのはやっぱり若すぎる。花のニッパチ、昭和28年生まれは北の湖・麒麟児・金城と亡くなり、お元気なのは大錦の尾堀氏だけに。二代目若乃花幹士、肺がんを患い16日夕方に死去。若三杉時代から角界一、二の人気力士、そしていま間垣親方と言えば大横綱の元白鵬、ただ我々世代にとってはやっぱりこのひと。
色白の美男横綱という形容はいまさら。下っ端のころから将来が嘱望されていて、相撲雑誌の有望取的コーナーに”下山(本名)は大鵬二世か?”という見出しとともに顔写真、どこかボンヤリとしたその風貌に本当の大物というのはこんな感じかもと思ったり。彼とともに上京したのがのちの横綱隆の里、まあウサギとカメの関係か。
まちがいなく無意識のことだろうけど、土俵上の彼はなぜかカメラ目線になることしばし、いや土俵下で控えているときや、勝利のあと水をつけているときもチラッとカメラに視線を送るのが特徴、そこが女性ファンの気持ちをつかんだのかと。親方の娘とムリヤリ結婚させられてゴタゴタしたのは輪島に同じ。気をつけろよ志摩ノ海。
親方となってからの晩年はいろいろと気の毒続きだったなと。けっこう前から車イス生活。最近は西成の老人ホームにいるという意外な噂を聞いたけど…。まあこのあたりは横綱照ノ富士との物語もふくめて、これからいろいろ報道されることでしょう。それにしても現世にくらべ天国の土俵は充実一途、謹んでお悔やみ申し上げます。
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