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2022年04月12日15:00

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みんなのまち 大阪の肖像(1)@大阪中之島美術館

満を持して開館した旬のスポット、さすがに混み合っているなあと思ったら、ほとんどが併催のモディリアーニ展を訪れるひとたちだった。大阪をテーマとした作品・資料が約270点。第1期の今回は“「都市」への墓標”と題して、明治・大正・昭和戦前の大阪の肖像をならべていく。まずは地元中之島界隈を描いた風景画からスタート。

いくつも描かれたかっての中之島周辺、現在の同じ場所からの眺めはだいたい解る。いまだったら〇〇ビルが邪魔するのにとか、このあたりに〇〇が映りこむはずとか、やたらとツッコむ大阪人。いまのあべのハルカスみたいなものか、再建なったばかりの大阪城が象徴的存在。まだ建設途上なのに想像力だけで描かれた天守閣もあった。

市電・地下鉄・百貨店・写真技術・家電製品…都市が発展し技術が進歩するたびに、それらを反映した作品がならぶ。“銃後”という言葉のもとに戦時中の大阪を描いたやや暗めの作品もいくつか。いまこの時期だけに正直気分が落ちこんでしまうが、そんななかでもユーモアを忘れず、ほのかに作品に反映させていたのが大阪人だ。

会期は7月3日まで、当然ながら第2期は用意されていて8月から10月。“「祝祭」との共鳴”というテーマで昭和戦後・平成・令和の大阪を描いた作品がならぶ。そう、次回のほとんどがこちらリアルに体験した時代、こうなったらとことんツッコんだるわいと、今回は両期をともに観れるセット券2000円を購入した次第です。
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