ことしもこの季節。各球団を代表する選手や期待の選手をひとりずつ選び12名で構成する恒例の表紙、いつもの年ならパッと見で10人くらいわかるのだが、ことしは半分くらいしか名前を言えなかった。ムキになって照合したらルーキーがふたりもいる。その両チーム、素晴らしい選手はいくらでもいるのに。ちなみに2年目の選手も3名。
…などと、エラそうなことを言っておきながら、このところずっとこの名鑑号は買ってない。たぶんことしも買わないだろう。紙の文化の衰退を促進しているとか、パラパラとページをめくることによって新たな発見があるという一覧性は必要とか、異論・反論は覚悟の上、やっぱり野球関連のサイトやアプリを重宝してしまう。
すべてはPCかスマホのなか、当たり前ながら観戦時にかさばることはないし、途中入団や移籍などの選手人事や、刻々と変わる球団・個人の成績、つまり最新情報が日々アップデートされていく。すべてのデータがスマホに収束するいまの世の中と言ってしまえばそれまでだけど、やはり資料性という意味合いを尊重したいと思っているし。
初めて名鑑号を買ったときから48年、買わなくなってからは10年も経っていないか。ふつうならこういうときの文章のシメは”ことしあたりひさしぶりに買ってみるか”となるのだろうけど…。その代わりというのもナンだけど、その時間や対価は野球関連のノンフィクションなど、優れた読み物のページをめくることに充てたいと思っています。
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