父親、ホーム入居前の一時帰宅

ショートステイ先から介護付きホームへの移動はあさって23日に決定。できたらそれまでに一度帰宅できないものかと父親は言い出した。面会すらままならないこのコロナ禍、いったんホームに落ち着いてしまったら、我が家への帰還なんていったいいつになることやら。11時〜16時の間、日帰りならOKという許可をいただく。

ひさしぶりの我が家、昼食は父親の好物にすべし。今後しばらく食事はあてがいぶちばかりだろうし。いつもの天下茶屋イズミヤのにぎり寿司を買ってきてと嫁ハンに頼んだら、あべの近鉄に出るついでがあるとテーブルの上には大起水産の上にぎり盛り合わせ。ケーニヒスクローネのカップケーキがついてきたおかげで父親は大満足。

調子こいた父親は2階の書斎に上がりたいと言い出した。危ないから絶対やめておけと思ったが、今後そういう機会があるかどうかわからないし、最大1時間で階段の上り下りはもちろんのこと、ずっと側にいるという条件付きで許可。おそらく父親は書斎の空気に浸るだけで満足だったのだろう、ほとんど何もせず1時間が過ぎてしまった。

この機会とばかり書斎を片付けていた私は、本棚の奥から新品の1992年と96年の阪神タイガース暗黒時代カレンダー発見。あのころ私は仕事で阪神航空と縁があり、いただいた販促グッズを正月土産がわりにしたのだろう。…ということで、父親の緊急呼び出しからほぼひと月、バタバタ続きもようやくひと段落というところです。