「京阪神で開いてるお店はもうここと神戸だけですわ」イオンモール堺北花田にあるエディー・バウアーのニーチャンはそう言った。日本市場からの完全撤退発表が10月の中旬、その後えんえん閉店セールを続ける店内に残るのは、いまやほとんどがレディース。メンズは2割程度、すでにすみっこぐらしというたたずまいだった。
アイテムや色柄おかまいなし、すべてをサイズ別にしてあるのは助かったが、ここでまたバーゲンあるある、Lサイズはほとんど見当たらない。いや、ないことはないが食指は動かず、妥協はまちがいなく後悔を生む。「いっぺん神戸のお店にお邪魔してみますわ」そう言った私は旧居留地の一角にある神戸元町店を訪れることにした。
さすがに2フロアある路面店、神戸店にはまだまだメンズ商品が残っていた(それでもLサイズはごくごくわずかだったが)。そしてマネキンやハンガーなど什器までもがセール対象商品、まさに完全撤退を物語っていた。「ギリギリ大晦日までネバリます、たぶん関西ではここが最後ですわ」よゐこの濱口に似たニーチャンはそう言った。
絶対的に欲しいアイテムはなかったが、これまでお世話になった気持ちをこめて夏物半袖シャツを購入、半値にて2750円。なんだかパジャマみたいなせいか10点以上残っていたがLサイズはこれが最後の1点。まあちょっと地味な色合いなので、しばらくタンスで寝かせることにします。ともあれ長いあいだありがとうございました。
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