「甲子園歴史館」に行く

来年3月、外野スタンド真下からの移転リニューアルを控え、あすからしばらくのあいだは閉館。きょう最終日が観戦当日となるのも何かの縁と思い、ほぼ10年前のオープン早々以来2度目の訪問。この10年、阪神タイガースに栄光のVがなかったせいか、展示内容に大きな変化はなく、思ったより空いていて密になることもなくホッと。

ドラフト体感コーナーでは、手元のキーボードで好き勝手にデータ入力すると、おなじみの画面にそれらが映し出され、さらに「第1回選択希望選手　阪神」と、これまたおなじみの声が響く。ひとり前の女の子は、わざわざ巨人・坂本のデータを入力し画面をバックに自撮り、大胆なことをするものだ。ここをどこだと思っているのだろう。

設置のPCでは“タイガースクイズ検定”、3レベルのうち上級を選ぶと、Q1川尻がノーヒットノーランを達成した年度 Q2およびその時の相手チーム Q3昭和39年阪神がVを争ったチーム Q4在任わずか50日で辞任した阪神監督 Q5能見の出身高校…の5問。すべて4択だったが、こんなもの選択肢がなくても解る。ナメられたものだ。

けっして“タイガース史料館”ではないので、高校野球や大学アメフト、野球漫画のコーナーまであり、とても1日では観きれない。資料が増えすぎて手狭になったというのが今回の移転理由、はたしてリニューアル第1弾の企画展は“2021阪神タイガースVの軌跡”となるのかどうか…ということでこのあとライトスタンドに向かいます！