他人が「そんなこと、どうでもいいじゃん」と思えることがある。ある短編集を読んでいて、あとがきに〇〇〇の物語は、１枚の写真を見ていてストーリーを思いついたなどと書いていた。なるほど、物語は聞いたりするものではなく、己の頭で創るものなのだ。
とまぁ、偉そうなことを書いたが、「スクール・オブ・ロック」という高校生向けのラジオ番組を聞いていて、そんなことを考えついたのだった。パーソナリティーは高校生からの質問に対して、「それは、こうするんだよ」などと何か一つを付け加えている。
アイデアマラソンをやっていたところで、いつもヒットするような案を思いつくわけではない。でも、こいつとこいつを組み合わせ、幅を広げることでいままでにない新たな案が生まれ出る。いい思い付きだと、オレ様はこおどりするほど興奮したのだった。
この手法、古代ギリシャの哲学者も述べていたな。凡人の思いつきは、こんなもん。
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