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2021年08月15日19:15

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「終戦記念日」とはあるけれど(追加画像あり)

■戦没者追悼式、遺族は92人のみ 配偶者の参列途絶える
(朝日新聞デジタル - 08月15日 12:43)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6629960

あんまりこういう斜に構えた物言いもどうかと思いますが、世界史においての「終戦の日(VEデー)」は9月2日。東京湾上に停泊する戦艦「ミズーリ」上で、参戦した各国代表が終戦の手続きを署名/調印したその日だ(トップ写真:左)
しかも、8月15日を過ぎても満洲や樺太や千島列島でソ連軍はお構いなしに侵攻し続けていた。だから「戦火が止まった」わけでも決して無い。
これは憶えもらいたいことだと思う。

だからといって、今日の「終戦記念日」が眉唾だとか、自国の都合なアレで・・・と謗る気持ちは毛頭ありません。少なくとも日本だけにおいてであっても、「鎮魂の日」としておくべきだろう。(韓国においては、植民地支配から解放された「光復節」でもあるし)

以前にレビューにした軍事専門誌「丸」の歩みについて書かれた本で、当誌の編集後記が「終戦記念日だから・・・」という風潮に苦言を呈されてたのを思い出す。
そう、戦争と歴史について学ぶのは8月15日であろうが夏休みであろうが関係ない。

今年惜しくも逝去された半藤一利氏は「昭和史の語り部」として実に夥しい本を出されていて、僕もずいぶん読んだのですが、この度のコロナ禍そして9年前の震災における原発事故など、現代に通じる教訓がとても多いのにあらためて考えさせられます。政治やメディアだけでなく、我々庶民の意識においても。

僕は子供の頃から戦争映画好きの「けしからんガキ」だったのですが(苦笑)、当時も今も名画として挙げられる『日本のいちばん長い日』が当時はぜんぜん好きになれなかった(終戦記念日によくテレビで放映されていた)
何がって、反乱将校に扮した黒沢年男らのほとんど狂ったような演技が嫌で嫌でしょうがなかった。(天本英世はちょっと可笑しかったけど。笑)
今思えば、あれこそが監督、岡本喜八の戦争風刺だったのかもしれませんが、そんな“深読み”は十代後半のガキにできるわけもなく・・・(苦笑)
もちろん、他にも見所がいっぱいだ。NHKアナウンサーに扮した加山雄三が出色かな?
ご存知の通り、原作は先述の半藤氏である。
こういう“証言”も発見。今となっては貴重ですね。天本さんが無いのが残念ですが。
フォト


かくいう自分も、「この日」にかこつけての愚見で失礼しました。

今日の夕方に聴いていた、inter FMでの松浦俊夫さんの番組で、最後に松浦さん「戦争反対」と締めくくってオンエアされたのがこのグループ。さすが!
FUNK INC「Let’s Make Peace and Stop The War」
https://youtu.be/veBk6P5umQk



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