ふだんはランチばかりいただいている近所のイタリアン「プリッチ」に、日曜日ディナータイムのお邪魔。他の飲食店同様、先の緊急事態宣言の際には3週間にわたってランチタイムのみの営業、高騰を続けるアクリル板その他、店内をコロナ禍仕様に変えたばかり、このブランクはけっこうキツかったと若きオーナーシェフF君の弁。
今回はあえてメインディッシュ的なものとパスタをスルー。前菜盛り合わせ、ディナー必須の一品フィレンツェ名物トリッパ、サルシッチャとライスコロッケをノンアルビールとウーロン茶で流し込むという趣向。ディナータイムのみ手伝う辻調理師専門学校2年生、つまりF君の後輩にあたるバイト君によるキビキビしたおもてなし。
彼は現在就職活動中、つまりコロナ禍でもっとも打撃を受けた業界を相手にするタフな日々。たしかに厳しいけど、正直なところ辻調ブランドはこと就職に際してはアドバンテージ。ただ問題は社会に出てから、何かにつけて「アイツは辻調出だから…」という目で見られると。良くも悪くもこれぞいかにも“料理界の東大”という話やなと。
さらに彼の第一希望はあくまで個人経営のイタリアン。このあたりの求人情報は、いわゆる外食産業とのつながりを重視してブランド力を高めている就職部経由ではなかなか入手できず、結局は口コミかネットに頼ることになると。このご時世ではなにやらペンネの穴を通すような厳しい局面、とにかくいい出会いをと彼を励ました次第です。
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