“Singles & Very Best Songs Collection!!”と題されたデビュー40周年記念ツアー。いきなりご本人がドラムを叩きながら歌うという、フィル・コリンズばりの意表を突いた幕開け。続いては男女10名のダンサーとともに、今度はジャネット・ジャクソンかと見まがうばかりのファンク・ナンバーをたたみかけていく。
ヒット曲をいくつか続けた第2パートのあとがこの日のハイライト。アコースティックセットとかでバンドとともにステージ前方へ。披露されたのは初期のアルバム収録曲ばかり、しかもライブで歌うのはどれもひさしぶりとか。なじみあるメロディは正直ひとつもなかったけど、コアなファンにとってはたまらないひとときだったと思う。
このパートのシメは彼女屈指の名曲を英語バージョンにて。つまり♪I will follow you以外もすべて英語。そのあとにはきっちりオリジナルバージョンでしっとり。そして彼女はブルーのフリフリドレスにお召し替え、いつのまにかステージは80’sキラキラポップモード、待ってました地上最強、向かうところ敵なしのヒット曲メドレー！
「デビューしたときは、まさか40年後も歌っているとは思わなかった」と聖子ちゃん。こちらだって彼女のライブに駆けつける日が来るとは40年前思いもよらず。同じ学年の3月早生まれ、彼女もとうとう来年還暦とは…。いついつまでもみずみずしい聖子ちゃんに、フレッシュな夏の扉を開けていただいた一夜でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する