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2021年05月25日15:30

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紀伊國屋書店をめぐる冒険

天王寺MIOはJR駅直結の商業施設。いま駅周辺に掲示中のこの案内、続くのは”一部営業中“の店舗一覧。ところがこれが“一部”てなもんではなく、ざっと見た感じおそらく半分以上のテナントが営業中。たしかにあべの界隈では商品の平均単価が低い部類に入るであろう商業施設、生活必需物資の比重が大きいということだろうか。

そのなか目についたのが紀伊國屋書店。どこで見かけたのか忘れたけど、“我々は「本は生活必需品である」という観点から営業します”という力強いマニフェスト。その意気やよしとしたいけど、かえってこの先走り営業があべの界隈での火種にならないかという不安もあり。ちなみにMIOの経営母体は限りなくお国に近いJR西日本。

紀伊國屋書店と言えばやはり阪急梅田駅真下の大型店。あそこは阪急三番街のテナントなので現在休業中。ところが近くのジュンク堂大阪本店は単体のビルなので営業中、案の定レジ前には本を抱えるひとで長蛇の列。おそらくこの一か月(ひょっとしたら二か月)、ジュンク堂の売上は相当なものとなり、いっぽう紀伊國屋のほうはゼロ。

もし紀伊國屋のひとがジュンク堂の行列を見たら悔しくて泣くに泣けないだろうと。話をあべのに戻すと、この界隈におけるジュンク堂は近鉄百貨店の7Fフロアの一角。つまりお店を開けたくても勝手に開けれないわけで、はは〜ん、紀伊國屋MIO店営業はいわば意趣返し、梅田の仇をあべので取ったのかと勝手なことを思った次第です。

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