ちょっとゴタゴタしたけど、結局のところは決定戦で照ノ富士が優勝、最後は土俵のように丸く収まったかなと。関脇そして大関復帰場所での2場所連続優勝というのは実に立派。真の実力という意味では、いまの角界ではこのひとがひとり図抜けているのでは。とりわけ左上手をガッチリ取った時の強さは、過去のどんな横綱よりも上回ると思う。
おそらく来場所も好成績を残し、かなりの確率で横綱の地位を手にして、ケガさえなければ今後しばらく角界の第一人者として君臨する可能性大。そう、彼の場合は常にケガさえなければという枕詞。両方の膝周りには大きなサポーター、下半身が細く腰高でX脚気味、土俵上でコケたときや土俵下に転落したときにはいつもヒヤヒヤしてしまう。
そしてその偉業に水を差すつもりはないけど、やっぱり最近の角界はレベルが落ちているのでは。昨年7月、彼の幕内復帰いきなりの優勝にはビックリした、さすがにここからは苦労するだろうと思ったから。ちなみに彼が関脇で初優勝した6年前、横綱に白鵬・日馬富士・鶴竜、大関に稀勢の里・琴奨菊・豪栄道。名前で相撲を取るわけではないけれど。
全体的なレベルアップ。キャバクラに行ってるような大関には期待できないし、やっぱり若隆景あたりが一気に化けてくれたら面白いなと思うんだけど。あと残念ながら来場所は当たりそうにないけど、今場所実力の片鱗を見せた豊昇龍が白鵬に土をつけて引導を渡すことにならないかと。長年の相撲ファンはそういうドラマに期待してしまうのです。
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