菅田将暉と有村架純、イマまさに旬の若手ふたりによる同時代感覚あふれるラブストーリー。大学生同士として出会い、社会人として自立するあたりまでのふたりの恋のゆくえ。それは数々のポップカルチャーに彩られた2015年から2019年までの濃密な5年間。坂元裕二のオリジナル脚本、「罪の声」の土井裕泰が監督。
我々世代にとってのこの5年間なんて、さして変わりのないあっという間のことだけど、若い世代にとっては一年一年がくっきりとした日々。この間を彩った、文学・コミック・ゲーム・音楽・映画・テレビ等に関する固有名詞がそこかしこにちりばめられ、ふたりと同世代なら誰しも、まちがいなく自身の青春を重ね合わせることだろう。
ただし、ふたりの距離がすこしずつ離れるきっかけに関しては、時代に関係なくいつの世も普遍的なもの。あえて男の立場から自分の経験をもとに言わせてもらえば、やっぱりそれはどこかで上手く折り合いをつけて生きていかなくてはならないのではと。まあどちらにしても現代恋愛模様の記録として未来へのアーカイブにしたい作品。
さらに現代を照射したとは言いつつも、あえて暴力・貧困・難病などをいっさい取り上げなかったところにも好感。ちなみに一見クサそうなこの恋愛もの、いまキタやミナミには出かけないようにしているので、仕方なくあべので観れる作品を選んだかのように思われるかもしれないけど、ずっと前からきょう公開日に観るつもりでした。
ログインしてコメントを確認・投稿する