第1夜・第2夜とも中盤あたりからどっぷり見た。“一夜限りのコラボ”が最大のウリ、大物登場や意表を突いたコラボがなくなったとか、マンネリとか言われてからもうずいぶんと経つ。事前収録疑惑や口パク疑惑がついて回るけど、どうやら歌声を先に録って、本番口パクという手法が多いらしく、そのパターンの元祖は松田聖子とか。
もともと無観客収録に近い番組、コロナ禍においても全体の印象はさほど変わらない。ただデュエットに関しては、かって男女のセクシーな絡みが話題になった楽曲(石橋貴明X工藤静香/谷村新司X中川翔子(オリジナル小川知子))を選んだうえ、ふたりはあえて距離をおいて歌唱、これってソーシャルディスタンス啓蒙なのかもと思った。
音数をグッと減らした小沢健二「ラブリー」は、彼のシャツの色柄とスタジオのライティング、そして趣向を凝らした歌唱テロップが巧くコーディネートできて好印象。一方いつでもどこでも唯我独尊、不変のスタンスだったのが東京事変というか椎名林檎。バンドの連中の“精一杯ついていってる感”みたいなものが面白かった。
圧倒されたのは平手友梨奈。なんだかまた一段とスケールアップした印象で、大人数でのダンス〜群舞は当世エンタメ音楽界の大本流なんだけど、彼女のパフォーマンスは群を抜いていたような。そういえばこの番組のMCってずっと渡部健だったはず、アホなことしたもの。なんだかんだ言ってたぶん来年もまた見るでしょう。
ログインしてコメントを確認・投稿する