8年ぶりの東京はこのイベントからStarting Over。一昨年から19ヵ月もの長き会期にて、英リバプール博物館で開催されたふたりのクリエイティブな歩み。ジョンの故郷からヨーコの故郷へということで一足飛びに東京へ。関西での開催は予定されていない様子。ジョンご存命であれば80回目の誕生日、10月9日からのスタート。
展示物や映像資料も豊富ながら、展示ボード全面に綴られた、いくつものふたりの言葉が印象的。中学生でも訳せそうなシンプルなフレーズ、裏読みのすきを与えないメッセージ。その一方、TVのトークショーに出演するふたりはやたらと饒舌で字幕が追いつかないくらい。ジョン特有の皮肉っぽい言い回しはどこまで訳せていたか。
ジョンにまつわるさまざまなエピソードは、すでにあちこちで知り得たものがけっこう多かったけど、そのぶん若きクリエイターとしてのヨーコに関する展示がユニークかつ新鮮。もしジョンに出会うことがなかったら、岡本太郎や横尾忠則とならぶような、昭和の日本を代表する表現者に成りえたかもなんてことを思った。
ひっそりと静かで緑多い会場周辺のたたずまいも相まって、背筋がシャンと伸びるような思い。たまたまかもしれないけど、場内にジョンの曲がひたすら流れ続けるというようなベタな演出はなかったような。グッズ売場にかなりのスペースを割いて会期は来年1月11日まで。土日祝とジョンの命日12月8日は日時指定入場みたいです。
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