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2020年09月05日14:30

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「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」〜先住民すなわち先駆者なり

アメリカ先住民であるインディアンの血を引くミュージシャンにスポットを当て、そのルーツとポピュラー音楽に与えた影響を探っていく。過去の貴重映像やインタビューに登場するミュージシャンの、あまりにも豪華な顔ぶれには目もくらむばかり。監督はキャサリン・ベインブリッジ、製作総指揮のひとりにスティーヴィー・サラス。

タイトルは本編のツカミに用意されたリンク・レイ1958年の曲タイトル、インストにもかかわらず、その響きが刺激的すぎるということで放送禁止になったという事実に驚く。いま聴くとちょっと派手めなジングル程度に思えるけど…。もちろんこれはリアルタイムでないとわからない衝撃、ちなみに全米チャートでは最高16位を記録。

そう、このリンク・レイをはじめ、チャーリー・パトン、ミルドレッド・ベイリー…取りあげるのは一般的に知名度の低い存在ばかり。しかしながら彼らは各ジャンルにおける先駆者であり、後世への影響力は計り知れないと、インタビューに登場する後輩ビッグネームたちは口々に語る(本筋とは関係ないけどみんなトシ取ったなあと)。

これまでインディアン出身ミュージシャンとして意識して聴いていたのはジェシ・エド・デイヴィスぐらい、こういうくくりでポピュラー音楽に接したことはいままであまりなかったので、とても興味深く味わえた次第。もちろん弾圧と抹殺の歴史、社会派作品としての側面もあり。たとえ音楽好きでなくても十分楽しめる秀作だと思います。
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