近所の行きつけのイタリアンに「パルミジャーノチーズリゾット〜宮崎産うなぎのロースト添え」という以前から気になるディナーメニュー。ふだんはランチタイムばかりにお邪魔、いままで味わう機会がなく、せっかくなら土用の丑の日にということ。要予約とまではいかないけど、常に用意しているメニューにはあらずと若きシェフF君の弁。
我々が思っている以上にうなぎは欧州各料理に浸透、ただしイタリアでもこんなメニューにはお目にかかったことがない…と思ったら完全にF君の創作料理だった。そもそも蒲焼きという発想が向こうにはあまりなく、煮るにせよ蒸すにせよたいがいが輪切りにしたうなぎの小片が他の食材に混じって顔を出す、みたいな感じが多いような。
リゾットとともに食する蒲焼、正直いままで味わったことのない奇妙な感覚。もったいをつけてナイフとフォークでカットしたうなぎを直接口に運び、リゾットはリゾットでそのままいただいたけれど、思い切ってうなぎを細かく切り刻んでリゾットのなかに混ぜこんだほうが、蒲焼き独特の香ばしい風味がより活きてよかったのかも。
ノンアルコールビールともに食したのがトリッパ。こちらはトスカーナで何度となくいただいた本場の味とほとんど変わらぬ美味。多少アツアツでもすぐ口に運ぶほうがよろしいかと。ミント味のジェラートでシメたあとは、F君シェフ修業時代、某有名ホテルの厨房における人間模様ネタで大いに盛り上がったのでした。
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