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2020年04月20日11:34

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危ない日本史

ツンドクをせっせと処理中。なんと行方不明になっていたKindleを発見しました(笑)!

処理した一冊が「危ない日本史」(講談社α新書)です。NHKで「偉人たちの健康診断」という番組をやっていて、戦国大名など偉人達の健康状態や死因などをさぐる面白い番組です。

■上杉謙信の死因
上杉謙信は49歳の時、出陣前に倒れて、そのまま死んでしまいます。後継者を決めていなかったため上杉家の家督をめぐって御館の乱が起きてしまいます。上杉謙信の死因は脳卒中とも糖尿病ともいわれています。馬に乗ったまま酒を飲めるよう馬上杯(3合入る)という遺品が残るぐらい大酒飲みでした。

自らを毘沙門天の化身と信じていましたので、小田原城攻めでは城門前で酒を飲んだ逸話が残っています。大河ドラマ「風林火山」では城兵が鉄砲や弓矢を打つなか、Gacktが独りで座り、酒を煽るシーンがでてきました。

■小早川秀秋はアルコール性肝硬変
お酒といえば関ケ原の戦いで裏切ったといわれる小早川秀秋も子供の時から酒を飲んでいてアルコール性肝硬変だったようです。よく裏切者と言われていますが、当初は豊臣家の御曹司扱いだったのが秀頼が生まれたことで小早川家に養子に出され、しかも慶長の役の後、秀吉によって筑前35万石から越前12万石に国替えされてしまいます。

秀吉が亡くなってから筑前に戻してくれたのが徳川家康でした。秀秋にとって豊臣より家康の方が恩人で、東軍につくのは自明で裏切りと言う話ではなかったようです。
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