つい数日ほど前までは、きょう日曜日は京都まで足を運び、日のあかるいうちはいまが盛りの桜の名所を訪れ、夜には「拾得」でFRIDGEのライブを楽しもうときめていた。ひさしぶりに彼女たちの音にふれたいなという気持ちがもちろん一番大きいけど、いまはとにかく”生音”に飢えた日々がずっと続いているということもあるから。
残念ながら週初めに、ライブ中止の告知がボーカル酒井ちふみさんのブログにアップされた。けっして"三密”ではない大人の客ばかりが集う「拾得」のゆったりした空間、そしていまライブハウスを諸悪の根源のようにとらえる世間に抗う気持ち、ひょっとしたらライブは強行されるのではと思ったけど…。彼女たちにとっては苦渋の決断だったと思う。
そしてこのバンドの十八番のひとつに、天に召したばかりのビル・ウィザース「Ain't No Sunshine(消えゆく太陽)」がある。今夜もしライブがあれば、まちがいなくこの曲は披露されただろうし、彼女たちのビル・ウィザース愛はかなり強いので、追悼の意味をこめて他の名曲もいくつかプレイされたかも、とにかく残念なライブ中止ということ。
まあFRIDGEの音にはそう遠くないうちにまた味わうことにして、すべてが落ち着いたあとはライブハウスめぐりみたいなことを始めようかと思っている。上に書いたような理由で、いま窮地に追い込まれている小規模のライブハウスはけっこう多く、いままでずっと楽しませてもらったぶんの、微力ながらのお礼行脚みたいなものということです。
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