一昨年秋の東京行きが中止になってなかったら、都内到着後どこよりも先にお邪魔しようと思っていたお店。羽田空港から京急・都営浅草線と乗り続けて新橋駅前、それは“焼肉のファーストフード”1号店。ところがあっという間に勢力拡大して首都圏20店舗越え、いつのまにか大阪・谷町筋沿いにも新規出店。まあ労せずして向こうからやって来てくれたということです。
1人1台ロースター、好きな部位を好きなだけ、しかもリーズナブルにという“一人焼肉”がウリ。正直ちょっと窮屈に感じたカウンター席、意外にも女性のおひとり様が多く、4人ずつ向かいあった8名のうち3名が女性客だった。基本的には各種焼肉にごはんとスープ、キムチが付いた定食仕様、それでも物足らないときは単品追加オーダーを重ねていくしくみ。
すべてのオーダーが目の前のこれまた1人1台タッチパネル経由。ちなみに私は10種類のお肉が少しずつ楽しめるという「オールスターズセット」、ノンアルビールがなかったのでウーロン茶、カルビとタンを単品追加してトータル2千円台前半だったか。自分がオーダーしたぶんをすべて自分で焼き上げ、すべて自分で口にして、最後にはすべて自分が支払うということ。
そんなことは当たり前、けどふつう数人で焼肉を囲むときってそのあたり実にあいまい、「ひとり何千円」とたいがいがおおざっぱな請求額。なにもこちら呑まない身分、割勘負けする悔しさからそう言ってるのではなく(そのぶん肉は誰よりも食している)、この「焼肉ライク」は自分の行動がすべて自分に跳ね返ってくる、完全なる自己責任空間だということを強調したかったのです。
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