一年納めの九州場所は白鵬43回目の優勝。それにしても43回とはスゴい数字。この数字を乗りこえる力士は未来永劫出てこないだろう…と大鵬や千代の富士が30回を越えたときにも思ったんだけど。あまりにも他がだらしないのでいつまでも続く独り相撲、それはまるで日本の現政権のような。大相撲の歴史をたどれば、とっくに次代を担う力士が台頭しているはずなんだけど。
そしてここにきて急速に高まってきたのが朝乃山待望論。不安定な相撲をくりかえす貴景勝や御嶽海にくらべると、どんな相撲にも対応できる抜群の安定感。そしていかにも"おすもうさん”という言葉がふさわしい朴訥なたたずまい。この20年、外国人力士相手に孤軍奮闘してきた魁皇や稀勢の里の系譜に連なるこの雰囲気は不思議とモンゴル人力士からは漂ってこない。
そういえば令和最初の優勝力士だったことや米大統領から表彰されたことなど、彼は最初から次代を担う力士として運命づけられていたような。さらにツッコめば、55勝という史上最少勝星ながら年間最多勝に輝いた彼、いままで年6場所すべて関脇以下で最多勝を手にしたのが大鵬と貴乃花の2人だけと聞くと、なにやら大横綱への道が開かれているとこじつけたくもなり。
きのう千秋楽の負けは痛かったけど、それでもこの2場所は10勝・11勝と白星を重ね、これで新関脇となる初場所で12勝以上あげればおそらく春場所では大関。富山県出身ながら近畿大学相撲部OBの彼、第二の故郷といえる大阪でその勇姿〜まちがいなく横綱の地位が期待できる大関〜が見られることを多くの大相撲ファンは楽しみにしています。
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