これは行かねばと思いつついつのまにか忘れてしまい、先日新聞にレビューを見つけあわてて駆けつけた次第。なので先に会期を書いておくと、来月の14日(月・祝)までなのでお早い目に。ファッションと現代社会や文化、あるいは日常の暮らしとの関わりかた。タイトルに"?”がついているところがミソ、装いにおける暗黙のルールにあえて異見を提示。
各展示空間の入口にそのパートの概要が書かれてあるのは美術展のおきまりだけど、今回はその文章がとても刺激的。すべてのパートタイトルの最後が疑問形で終わっていて、ファッションのありかた、装いにたいするひとりひとりのスタンスを、単に要約した文章で収めるのではなく、こちらに向かってそれでいいのかと問いかける挑発的な字面が続いていた。
私がかって担当していた英国紳士服ブランドのスーツが展示されていてビックリ。ゴルチエとサンローランに挟まれたりして、おいおいいつの間にそんなに出世したんやと思ったのは一瞬のこと。そこは迷彩柄の装いばかりを集めたコーナー。そうそう、そういえば迷彩柄のスーツを作ってアイキャッチャーにしてたなと。案の定〈1998年〉との表示、ひさびさの再会に懐かしい思い。
もっとも興味深かったのは後半部分、フォト作品が多くなるパート。もちろん彼らはごく少数なんだけど、あまりにも個性的な現代に生きるひとたち。ぜんぜん画一的ちゃうやん、日本人もやるやんと言いたくなり。そのぶんみなそろってチェック柄のカジュアルシャツで路上を歩くおっさん連中には笑ってしまった。とにかくいろいろと刺激を受け、活力の出る展示でした。
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