フランキー・ヴァリ85歳。いままで生で観たパフォーマーのなかではまちがいなく彼が最高齢だと思っていたら、上には上がいるもんでバート・バカラック、4年前に観たとき彼は86歳。まあほとんどピアノの前で座ったままだったし、たまに歌ってもボソボソと呟く感じだし。いやいやもちろん味わい深い、ある意味ヴァリ御大とは対極に位置する渋いお声の持ち主ですが。
敬老の日。常日頃から年配のかたにたいして尊敬の念を抱いて過ごしているのであれば、敬老の日なんか要らないとよく言われる。それを聞くたびいつも思い出し、たぶん何度も書いているのが阪急電車とシルバーシートの関係。“乗客誰しもに譲り合いの気持ちがあればシルバーシートなんか要らない”ということで、ある時期の阪急電車には優先席がまったくなかった。
いかにも沿線住民の民度が高い阪急電車ならではの話、さすがだなと思って感心した。ところがその状況は10年と持たず、あっさりと優先席が復活してしまったのは残念。あと優先席がらみでいつも思うのは、トシを重ね初めて席を譲ってもらう日が来たときってどんな気持ちになるんだろうかと。間違いなく感謝の気持ちよりもショックのほうが大きいなと思うけど。
ショックと言えば、つい先日エディ・マネーが亡くなったと思ったら、けさになってリック・オケイセック(カーズ)の訃報が入ってきた。デビュー時から知るミュージシャンの最期に接するのは本当に辛い。これぞこちらがトシを重ねてきたことの証明、だからこそ米寿近くになっても活躍する御大おふたりには、いつまでもお元気なままでと願わずにはいられない。
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