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2019年07月09日17:45

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そして誰もが優勝候補

御嶽海・貴景勝・玉鷲・朝乃山…この1年になんと4人が初優勝。ただ、こんな現象はまったく初めてというわけでもなく、千代の富士や貴乃花の晩年をはじめ過去にも何度か、つまりふたたび時代の節目がやってきたということ。ただ今回にかぎっては、残りの2場所はいずれも(やはり晩年と言っていい)白鵬が全勝優勝、これがこの横綱のスゴイところなんだけど。

なのでいまこのときこそが優勝のチャンスだと、どの力士もいつになく意欲的。とくに先場所の朝乃山、前頭8枚目での優勝はまったくのノーマーク、最後にはトランプ大統領から表彰されたのだから、他の力士たちにも賜杯への色気が出てきたにちがいない。そしていままでと大きく違うのは、三役以下の何人かの力士が「優勝をねらう」とハッキリ口にしていることだ。

いままでならそんなことはおそれ多くて誰も口にできなかったはず、解説の舞の海さんも同じようなことを感じていたみたいで、初日の向正面で「時代は変わった」と漏らしていた。まあそれだけ横綱大関がナメられているということか。さすがに阿炎までが「できるものなら優勝したい」と言ったときは、北の富士さんが「まあ、言うだけはタダだから」と軽くあしらっていたが。

さらになんと新入幕の貴源治までもが優勝うんぬんを口にしたからビックリ。でもこれはけっして大ホラではないと思うくらい彼は期待の大物、その北の富士さんが何年か前、将来の横綱・大関を訊かれて「私には隠し玉がある」と言ってた存在。今場所も堂々たる正攻法の相撲を取り、人気の炎鵬らとならんで現在3連勝、これはひょっとしたらひょっとするかもしれません。
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