竹内まりやライブドキュメンタリー。昨年末に期間限定で劇場公開、好評につきこのたびアンコール上映。短いインタビューやデビュー盤録音の地・西海岸再訪の様子、ふるさと出雲大社訪問の日々をはさみながら、伝説といわれる2000年のライブに2010年と2014年の映像をくわえ、デビュー以来40年のあゆみを大音量・高音質でたどっていく。
そこには45歳、55歳、59歳、14年にまたがる竹内まりやがいる。バックバンドのオッサン連中のたたずまいを見ると、いやがおうでも14年の月日を感じるが、彼女の印象はほとんど変わらずいつまでもみずみずしいままだ。いままで彼女のライブに接したことは一度もなかったので、そこには常に山下達郎がサイドギターで参加していることなどまったく知らなかった。
ほぼベスト選曲。大音量を浴びつつじっくりと歌詞を味わうと、けっこう具体的な恋愛模様を歌った曲が多いことに気がつく。あと思っていたよりも熱唱タイプ、軽やかにポップな曲を歌うイメージがあったのでこれは意外。個人的お気に入り、都会的センスにあふれ大人の恋を歌う「プラスティック・ラブ」(1984年のアルバム「VARIETY」収録)もしっかり聴けたのがうれしい。
最近はリスナーの世代(あるいはタイアップ先の意向)に合わせたのか、ちょっと湿り気あり人生しみじみ系の歌(中島みゆき寄り?)がふえてきたけれど、やっぱりスウィートでドリーミーな楽曲を歌う彼女が魅力的。まあどちらにしても次回ライブにお邪魔できる機会に恵まれたときには、ぜひとも駆けつけてナマの歌声を味わいたいと思った次第です。
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