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2019年05月13日21:08

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眠気に耐えた130キロ ( グランフォンド東濃 2019 ）

僕にとってはGW後の恒例イベントになった「グランフォンド東濃」
去年は♂の不調で(笑）申し込んだけど出走取り止め🥺
しかし大会当日は豪雨だった。リタイヤ者続出だったので主催者が「リベンジライド」を6月に告知し、僕も個人的に走って参加賞を頂いた。

そして今年、去年と違って抜けるような「自転車日和」
会場は去年から新たに場を移した土岐市の観光施設「テラスゲート」。これが実は丘の上にあり、最後の大きなポイントになるわけですが(汗）

このイベント、他のロングのと違い例年は8時スタートという、のんびりとしたものだったのが、今年(去年？)から1時間前倒しされた。
施設には日帰り温泉も併設されてるし、あわよくばサクッとフィニッシュして、一風呂浴びて帰れるかと目論んだのですが。。。

スタート地点。5列に整列して並べられた、まるでロードバイクの干物

「なんでスタンド付けないの？」と聞くのは野暮(笑)
スタート前に大注目を浴びたのは、この「ファットバイク」

凄い、これで130km走るんか

と

クランクが30Tのシングル。ところが彼が自分とあんまり変わらないペースで走っていたからおそるべし(笑）
頑張るぞ！

イベントのゲストに招かれたのは、モノマネ芸人の「神奈月」さん。ここ土岐市の出身だそうで、「このあたりって何も無いのにね」なんて言うか(笑）
スタート時に武藤敬司の格好で参加者さん達を盛り上げていたけど、写真が撮れず残念。

ここからは時系列は面倒くさいので(笑)見所をアルバム風に。

スタートして10kmくらいの「稚児岩大橋」

これは「映える」ポイントだと、さっそくLUMIXを出して撮ろうとするが、何度やっても「白飛び」する

後でチェックしてみれば、なんとISO感度が26500になっている！

LUMIXはこれがあるから、最初にしっかり設定せねばならない。

今回はそれほどいい風景が撮れなかったのが心残りでした。個人的なサイクリングとは違い、フィニッシュ目指して先を急がなくてはいけないからしょうがないか。

イベントのお約束ポイント。恵那峡を望む。

さてコース設定。6年前に初出場した時は３つの大きな峠を越えるシンプルで豪快なルートでしたが、その後徐々に傾向が変わり、今年(去年)は山の中や丘の上のアップダウンをひたすらひたすら繰り返すもの。

なにしろコース最大標高が600㍍程度でしかないのに、累積が2300㍍に達するのだから、どれだけ登り坂が連続するかは推して知るべし。ジャブの連打を浴びるように脚に堪えてきます。

後半の坂道では、長くゆるやかな坂でも辛くて降りてしまう人や、足を攣って止まる方が続出

後ろからしんどそうに走る方のペダリングを見ると、ケイデンスが落ちてしまっていて辛そうだ。それに比べれば僕はまだ回せた方かもしれない。後で見れば平均67rpm、ワイドレシオに助けられた。

そんな僕が代わりに悩まされたのは「睡魔」
風邪気味を押して出場したのが現れたのかもしれません。
といっても、熱や怠さは無くて「喉風邪」。咳が酷いから堪りかねて前日に近所の内科で薬を処方して頂いたけど。走っている間はちゃんと呼吸できるので一安心と思っていたが。
今まで、前夜泊で寝付けないまま出場したことは何度かあったけど、こんなのは初めてだ。特に下り坂で力を抜いた時にクラっとする。
これは危ないわ。どこかで休める場所を探さなきゃ。と思案しながら走っていると、とある坂のピークに神社があったので、これ幸いと、木陰で木の幹を背にして仮眠。
ウツラウツラしていたら、道路脇から「大丈夫ですか～

」と声がかかって慌てて飛び起きる。サポートされるMAVICカーに乗った大会スタッフさんだった。
「だ、だ、大丈夫ですよっ。ただの寝不足で熱中症とかじゃないですので。」
「そうですか。水分をしっかり摂って、無理せず頑張ってください。」
「ご心配をおかけしました。ありがとうございます

」とほほ。

ロングライドイベントのお楽しみは「エイドステーション」
今回の130kmで六か所設けてられてました。
最初の「道の駅らっせい三郷」でお馴染みの「玉そば」

そば粉を団子にして中には黒蜜。これが他所では味わえないから、僕は毎回楽しみにしていた。
ここの道の駅は蕎麦が美味しいことでも有名。開店前なのが残念。

二か所目も「博石館」も恒例。

今回は屋内ホールを使っているので、ゆっくり休憩できるのがありがたい。

名物(？)「鬼まんじゅう」

荒い練り方が独特？
ここから見える笠置山の威容もお約束。

岩村手前にある第3エイドは、4種類のりんごジュースと、このイベントで提供されている地元のパン屋さん「Kitto」

どれもこれも1人ひとつ限定なのが悩ましい

僕がチョイスしたのは。

アンパンは生地のモチモチ感が美味しい。りんごジュースは言わずもがな

第4エイドもお馴染み「大正村」

みたらし団子と、地元の店が出品されてるコロッケ。
こんな路地まで再現されていた。

第5エイドでは、地元「陶町」のゆるキャラ君がお出迎え

字の如く陶器の町なのだけど、それは東濃一帯の名産でもあるのですね。
「すえまち」にちなんで「末っ子君」(笑）彼にちなんだサブレを。

最終エイドは多治見市の笠原中央公民館。
竹皮羊羹。

このイベントが考えられているのは、後半に従ってエイドの間隔が短くなること。

公民館はなかなかモダンな建物ですが、それより目を引くのは隣にある「モザイクタイルミュージアム」

、なんだこりゃ

のシュールで摩訶不思議な建物なのですが、有名な建築家、藤森照信氏が手がけたものだそうで。でも藤森さんじたい知らなかったしなあ(笑) だけど隠れた観光スポットらしい。

さていよいよあと僅か。フィニッシュまでもう一息・・・焦っていたのか、気がつけば様子がおかしいことに感づいた。
周りを見ても、参加ライダーの姿が全く見えない。しまった！道を間違えた