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2019年05月03日21:33

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初めての箱根、伊豆サイクリング

箱根坂ヒルクライムと伊豆ライドは、以前から温めていた計画だったのです。
初めて思いついたのは2年前で、既にこのころは父親が臥せっていたので、もちろん自粛。
そして今回、訳あって急遽(?)実現の運びに。

早朝の新幹線に乗り込みスタート地点は小田原。ここは「こだま」しか停車しないので時間がかかった。10時に出発。

とりあえず一枚。「北条五代祭り」が催されているとのこと。
これも、とりあえず一枚(笑)

1号線を往きますが、市内から箱根町までずっと渋滞

まあ、こっちは自転車だし・・・

箱根町の賑わいを抜けると(こんなに繁華な街なんて全然知らなかった関西人・・・

)道は勾配を増して、いよいよ本格的な坂道に入る。
脚がフレッシュなのを幸い、アウターで行けるところまで行く。なかなか好調だな・・・と思いきや、どうも道なりが最初の計画と違うような？
500㍍まで来たところで、なんと！計画では旧街道(県道732号)を行くつもりが、箱根鉄道沿いのR1をずっと来てしまっているじゃないか！
omg～～

芦ノ湖を目指して真っ直ぐ登るつもりが、とんだ回り道・・・

気分は尾車親方である(爆)
とにかくこのまま回り込んで芦ノ湖まで行くしかないが、坂はいっこうに終わらず延々と登らされる。道なりが六甲に似ているな、と思った。
ＴＴバーを付けた女性ライダーに容易く(泣)追い越される。天気もいいし休日だからかローディーの姿が多い。皆んな空荷だから、ほとんど地元の方みたいだ。

ようやくここまで来た。ふう～

芦ノ湖までようやく降りたのは正午。最初に目に入った食堂に駆け込んでオムライスを注文。

ドライカレーにフワトロたまご。
駐車場の無い店だったのが幸い、空いていた。行く前に良さそうな店をチェックしたのだけど、たぶんどこも順番待ちだったろうし。

有名な関所跡で一枚。

芦ノ湖で一枚。それにしても、あんな船をどうやって持って来れたのでしょうね？なんて漫才がありましたね。あ、あれは地下鉄だ(笑)

再び登り坂に入り、「道の駅箱根峠」にて。

神奈川県が推進する木製ガードレールだそうです。

峠の脇には旧街道があった。それにしても凄い坂道だ。まさに胸突き八丁。

ここからは熱海峠まで快適な高原サイクリングです。クルマがびゅんびゅん走るのは我慢。
すると、道路脇の緑の間から富士山が姿を現した

感激。ここまで登ったかいがあったなあ

しばらく行った「十国峠」で。

お願いしてこんなのも・・・(笑)

いよいよ熱海まで再び降りるのですが、これがまた転げ落ちそうな急坂

うひゃあ

ディスクブレーキがこれほど有難いと思ったことはない。

ようやく海が見えてきた。
だけど熱海の街って、まさに「すぐそこが激坂」なんだとあらためて痛感。
日本のモナコに来ました

今日の目的地である伊東まであとちょっと。途中海岸沿いの道なのに200㍍近く登らされる道もあったり、最後まで気は抜けません。

街に入った途端に姿を現したのは・・・
伊東に来たなら～～♫

宿のビジネスホテルは駅前。そこから少し離れたところに伊東温泉の共同浴場があるので、ここで汗を流して、今回の行程は無事フィニッシュしたのでした。

その共同浴場、住宅地の中にぽつねんと建っていて、本当に簡素きわまりない銭湯と言った感。もちろん石鹸もシャンプーも常備してないし、飲料も売ってない。
浴室は、湯舟が真ん中にでんとあるだけ。源泉はこの下からどんどん出る、すなわち掛け流し。しかしここは、水の蛇口が無い。伊東や熱海はお湯が熱いことで知られてますが、これはちょっとキツいものがありますね