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2019年04月08日15:40

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乙女ごころに桜舞い散る

いまの季節、阪神競馬場は格好のお花見ポイント。だからこの時期の大レースに桜花賞という名前をつけたのかどうか。きのうの場内はふだんよりずっと女性、それも若い女性のすがたが多かったような。たかだか200円が100円、女性は入場料が半額になるからというセコい理由ではないと思うけど。3歳牝馬限定、若き乙女たちが走るレースだからってことか。

バックストレッチから最終コーナーの向こうに連なる美しい桜の樹々を背にして馬たちが駆けていく…新聞写真なんかもそこをとらえたものが多いけど、きのうに限っては桜はまだ満開とまではいかなかった様子。いや、このところはレース当日は散り始め、むしろ1週前の大阪杯のときが満開になることが多かったんだけど。桜のほうも乙女ごころ同様気まぐれ模様。

2番人気グランアレグリアが圧勝。桜散る。馬券を獲るってホントむずかしいなあとつくづく考えさせられるレースだった。とんでもない馬が飛び込んできたなんてことはいっさいなく、有力馬はみなきっちり上位に来ている。それでもちょっとした組み合わせの妙で馬券は的中できない。たしかに2着からは5着まではクビ・ハナ・クビ差のデッドヒートだったんだけど。

先日天に召した名牝ウォッカの献花台と記帳スペースが場内の片隅に。多くの献花とともにきっちりニンジン、そして本来はニンジン以上の馬の好物といわれるリンゴのお供えがいくつも。各自がその前で手を合わせる祭壇っぽいものがあるのかと思ったら案外シンプルな作り、まああまり仰々しくしたところで文字通り“馬の耳に念仏”ということだろう。
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