“陽気な米津玄師”か、はたまた“和製MIKA”か…。年明け早々日テレ朝番組、そして昨年NHK-FM「一日クイーン三昧」にナマ出演したこともあってか、この夜もソールドアウト。オールスタンディングの8割以上が女性客、そして男性客はカップルの片割ればかり。この構図は昨年のジュリー@大阪城ホールと変わらずも、女性陣のおトシに関してはその2分の1から3分の1。
トラッドベースのファッションもふくめて完全なる英国ポップの影響下。それもパンクやニューウェイヴが出現する以前、ポール・マッカートニーやエルトン・ジョン、そしてクイーンや10c.c.がまだアメリカに理解されていないころ、そう、70年代前半よく耳にした美メロが何度となく顔を出す。なにしろ新作そしてツアータイトルが“WIZARD”というからこちら世代は思わずニヤリ。
シアトリカルな幕開けではじまり、中盤ピアノ弾き語りになるとSEKAI NO OWARI的メルヘンチックな世界観がちょっと匂ったり。後半では場内をクラブに見たてて、重低音をビンビン効かせたテクノビートにも挑戦。でもやっぱりバンドサウンドのなかギターを抱え、ときおり高音部をファルセットにしながらステージ狭しと歌う彼がいちばん魅力的。
ふざけたことを言ってても育ちのよさが伝わるMC、スター性はもちろん十分ながら、ソングライターとしてのポテンシャルもかなりありそうなので、すでにドラマ主題歌が代表曲とされているみたいだけど、ゆくゆくはジャニーズ勢に楽曲提供したりするのも面白いかなと。とにかくしばらくは目が離せない存在、ぜひ次回のツアーにも駆けつけたいと思っています。
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