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2018年12月29日14:00

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フランク永井ファンへのご褒美プレゼント「日本の流行歌スターたち」が新年に発売

 いよいよ2018年が暮れようとしている。平成が終わり来年は新たな年号になる。世は明るくないのだが、フランク永井ファンにはうれしいニュースがある。
 フランク永井を世に出したビクターから年明け(1月9日)に「日本の流行歌スターたち」というシリーズのCDが出る。この1枚目を飾るのが「フランク永井−有楽町で逢いましょう〜追憶の女」。しかも、この中には未発表の曲が入っている。
 「さあもう一度キッスしよう」である。谷川俊太郎作詞服部公一作曲の作品だ。このコンビで第5回日本レコード大賞特別賞を「月火水木金土日の歌」で得ている。ビクターの担当ディレクターがこの度、長く眠っていた音源を発見して、よみがえられせくれたものである。
 今回のフランク永井CDは確かにフランク永井のセレクションではあるのだが、曲にはなかなか聞けない秘めた当時の人気曲が選ばれている。ファンを喜ばすようになっている。
 今回の企画シリーズは、ビクターの戦中・戦後の歌謡曲の歴史をきらびやかに飾った歌手たちを登場させている。シリーズ名のように「日本の…」という表現や、ジャケット写真のように日本語が出ていない英語表示になっている。
 これは世界をターゲットにしていると思える。すでに「流行歌」「歌謡曲」は世界に通用するし、カラオケもそうとうの普及をしている。その日本の歌手についても興味はつきない。その歌手たちが当時発売したレコードは世界にも誇れるレベルのものだ。歌手は歌もうまく、世界が聴いても全く遜色ない。
 昨年暮れに、The Midern Enka、The Era of Ryukoka、Influences of War、Japanese Retro Hitsといった欧米向けと思える出所不明のシリーズを紹介したが、今回の「日本の流行歌手たち」はこれに似ている気がするが、よくわからない。
 今回のシリーズについてはすでにレコード店から予約を受け付けている。リリースの紹介によれば「日本の流行歌・歌謡史上に煌々と輝き続けるスター歌手たちの新編成のベストアルバムが登場!」として「昭和の初期から流行歌界を牽引していたビクターだからこそ実現できる、珠玉のカタログ企画全15タイトル」とのこと。
 フランク永井の紹介では【言わずもがな、戦後日本の歌謡曲史の偉大な足跡を残した大スター。「有楽町で逢いましょう」「君恋し」「おまえに」などのビッグヒット多数。「魅惑の低音」と称される美声でいまなお聴く者をしびれさせている。昭和30年代のヒット曲を中心に、B面曲ながら名曲として誉れ高い楽曲、そして最近になって発見された未発表楽曲「さあもう一度キッスしよう」など、初CD化曲5曲も収録!過去作品の焼き直しではなく、新たな視点で選曲した、ファンが泣いて喜ぶ新鮮な全曲集!】とのことである。
 現在このシリーズは15タイトル決まっていて、第2弾は2月発売。その後も続くかもしれない。
 収録曲はネットで調べてほしいが、下記にこのシリーズを記す。

(1) フランク永井−有楽町で逢いましょう〜追憶の女
(2) 松尾和子−グッド・ナイト〜夜がわるい
(3) 藤本二三代−好きな人〜祇園小唄
(4) 榎本美佐江−十三夜〜後追い三味線
(5) 神楽坂浮子−明治一代女〜三味線フラフープ
(6) 小唄勝太郎−天東京音頭〜明日はお立ちか
(7) 佐藤千夜子−波浮の港〜君恋し
(8) 生田恵子−東京ティティナ〜銀座マンボ
(9)徳山�院飮�ニッポン〜隣組
(10) 藤本二三吉−祇園小唄〜唐人お吉小唄
(11)久慈あさみ−黄色いリボン〜女豹の地図
(12) 轟夕起子−腰抜け二挺拳銃〜お使いは自転車に乗って
(13) 暁テル子−東京シューシャインボーイ〜ミネソタの卵売り
(14) 四家文子−銀座の柳〜天国に結ぶ恋
(15) 市丸−天龍下れば〜三味線ブギウギ

 個人的に嬉しいのは、藤本二三代、神楽坂浮子が第一弾で入っていることだ。この二人ばかりではないのだが、今回のセレクションでおそらく初めてまとまった「全集」CDが出たのではないだろうか。歌がうまいのに姿がよく可愛かったことから、何か自主規制されたようなやっかみがわくほどである。
 上記15名にはまだ男性歌手が二名だけだがこれから登場する歌手にも期待がもてる。

(誤記を訂正しています20181230)
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