「シュガーラッシュ オンライン」観て来ました。
出来映えは、正直なところ「前作に及ばず」ってところですね。
中心となるストーリーラインがはっきりしない上、脚本の随所に穴があるし(特に結末)、脇キャラがいろいろ出ては来るけれどそれを生かしきってないし、ちょっと問題ありあり。
でも、観ている間はとても楽しかったですよ。
インターネットの世界を描いていながらあまり最先端な感じがなく、むしろ意図的に「ちょっと古い」感覚を導入しているのがとても愉快なんですよね。
特に、ゲームセンターの店長・リトワク氏が使ってるPCが・・・だったのが笑えました。
前作では超甘ったるいお菓子の国が醜いバグ軍団に占拠されるグロテスクなクライマックスが用意されてましたが、グロ度においては本作も負けてません。未見の方のために明かしませんが、いやー、あれは気持ち悪いわ。
あと、ここでは怪獣映画の某名作のパロディが用意されてるんですが、これも観てのお楽しみとしておきましょう。
今回観たのは日本語吹替版。本当は字幕版が観たかったのにちょうどいい時間帯でやってくれてないので仕方なく吹替を選んだのですが・・・、これ、ちょっと凄いですね。
作中、主人公のヴァネロペがディズニー・カンパニーのサイトに入り込んでディズニー作品のプリンセスたちに出会うのですが、彼女たちを演じるキャストが超豪華なんですよ。よくこれだけのメンバーをちゃんと集めたものだと感心しました。
吹替版侮るべからず、ですね。
あ、あと、本作には1カ所だけミュージカル・シーンが用意されてます。その曲を手がけているのはなんと、あのお方でした。
いやー、作り手さん、気合い入ってるなあ。
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