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2018年10月05日13:40

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「太陽の塔」〜映像も爆発だ!

同名展覧会があべのハルカス美術館で開催中ということもあって、ドキュメンタリー作品などめったに流すことのないおひざ元のアポロシネマにて一日一回上映。展覧会より先にこちらを観るべきだったかと最初のうちは思ったが、結局それはあまり関係なかったような。監督は数多くのCMを手がけ、これが初長編作品となる関根光才。ポスト大阪万博世代、1976年生まれ。

岡本太郎を取りまく、数多くの知識人へのインタビューを中心に構成するというドキュメンタリー作品の王道。ツカミに1970年大阪万博の模様が映し出され、万博少年のこちらとしてはワクワクして思わず身を乗り出してしまう、あのちびっ子たちのなかに自分がいるんじゃないかと。やがて話は太陽の塔というひとつの建造物をこえてあらゆる分野へ飛び交っていき…。

上映中にもかかわらず何人かの人が席を立った。ある時点から日本人のありかたみたいな方向に話が傾き、“3・11”関連の辛い映像が続いた。もちろんそれは大切なことだけど、あれ、これって太陽の塔の映画やったよな、と思わず確かめたくなるほど振り子は大きく振れる。おそらく席を立ったひとたちは、純粋に芸術作品としての太陽の塔を味わいたかったのだろうと思う。

あとインタビューの部分が冗長に感じられ、せっかくならばCM制作で鍛えた映像感覚を活かして太陽の塔そのものをもっと映してほしかったなと。まあそれでも岡本太郎の特異かつ偉大な才能はきちんと伝わる2時間。来月東京訪問のさいには渋谷駅コンコースに横たわり、この作品におけるトピックのひとつである壁画「明日の神話」にぜひとも触れてくることにします。


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