昨日は現職場の最後の出勤日でした。
あとは来週の月曜日に顔を出して、見送りを受けておしまい。もう、この服を着る事もありません。
長いようで、あっと言う間の35年でした。
で、今日は豊洲のIHIステージアラウンド東京にて、劇団☆新感線の「メタルマクベス」観てきました。
初演版はDVDで観てるんですが、ナマは初めて。
「キレイは汚い!ただし俺以外!」
「汚いはキレイ!ただし俺以外!」
「寝ても覚めても、俺は愛妻家〜!!」
という、バカみたいな歌に乗って帰って来た「メタルマクベス」。
超巨大なスクリーンと360度回転する客席という仕掛けをフルに使い、初演を大きく上回るスペクタクル・エンタテインメントになっておりましたぞ。
ご存知シェークスピアの「マクベス」を下敷きにした、1980年代の日本と最終戦争を経た2200年代の日本を舞台にした二重構造の物語。
宮藤官九郎の脚本はフザケているように見えてかなり辛辣です。マクベスの未来を予言する三人の魔女をBA◯YMETALのパチもんにしたり、「スーパーボランティアの尾畑さん」ネタを突っ込んできたりと笑いも豊富なんですが、クライマックスで「かつて日本が所有していた(!)核兵器」を登場させてこちらの背筋を寒くさせるんですからねえ。
この芝居、キャストを変えて年末まで上演される予定です。
私はできれば浦井健治の演じるランダムスター=マクベス橋本を見てみたいなあ。
そうそう、どうでもいいことなんですが、今日のステージアラウンド東京、客席に和泉元彌と羽野晶紀が来てましたね。あと、なぜかせんだみつお。
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