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2018年04月22日17:41

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桐の花と酷道

生駒山の麓にある「心合寺(しおんじ)山古墳」で、「キリ」の花が見頃を迎えた。というニュースに接したのは4日前の朝刊ローカル欄。
これは行かねば。絶好の撮影の機会だ。

自宅から自転車で1時間弱の距離である。そもそもここは、年に何度も走りに行く「十三峠」の入り口にあたるところなので昔からよく知っていた。ちなみのここは、中河内では最大の前方後円墳。

ところで、「キリ」って「桐」ですよね?箪笥の材料によく使われる、あの桐。
桐に花が咲く、なんてぜんぜん知らなかったのです。なんと無学な自分あせあせ(飛び散る汗)

来てみれば、古墳の心臓部と言うべき「後円部」に2本、その気はすくっと立っていた。紫色の花を咲かせて。
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説明版によると、昭和25年くらいに植えられたので樹齢は約70年。古墳が整備されはじめた2000年ごろに、その木もそのまま残されたとのこと。
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こんな花だったのか。
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いやあ、眼福でした。

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ところで、古墳学習館の入り口に咲くこれはなんでしたっけ?あせあせ これも見事な咲きよう。

で、ここまで来たからには、峠に登らねばならない。
実は、Di2(電動ギア)が、シマノからアップデートのお知らせが来てますので、と店から聞かされたので持ち込んで更新してもらった。内容はさっぱりわからない(笑)
ところが・・・坂を走らせてみたら、なんとローギア(32T)が入らない!ふらふら
なんだこれじゃ改悪やん!何してくれるんやもう〜〜泣き顔ちっ(怒った顔)
結局、1枚重いギアで登らされる羽目にあせあせ(飛び散る汗)
あぁ〜〜疲れたがまん顔 フォト
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これでUターンすればいいのに、当初の予定通り奈良側に降りて、今度はあの「酷道」308号線。そう、あの「暗(くらがり)峠」への初チャレンジ。
ロード乗りはじめて10年目。遂にこの日がやって来たのだあせあせ しかもローギアが入らないのに。無謀である。でもまあ、到達できれば途中で休憩しようが押そうが構わない、という楽な気持ちで行けばいい。

奈良側も取り付きからキツい右斜め上右斜め上10%勾配は当たり前。途中でいくらか緩みはするが。
「悪魔の刻印」現る!げっそりフォト
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交通量も意外に多いです。前後からクルマが来て、仕方なく降りてしまうことしばしば。

途中でお楽しみが待っている。それはまず棚田の風景。ここもけっこう有名だそうな。
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この向かいに、評判の高い手打ちうどんの店があるので、入ってみれば売り切れとな!げっそり
まだ昼の1時前なのに。限定にもほどがある。だいたい、こんな山の中で店開きしているのも不思議なのだけど。

やむを得ず、この先にある山小屋風カフェへ。
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だけどここが良かった。ウッディで落ち着いた店内。
「柚子ソーダ」で疲れを癒す。フォト
登って来た道を眺めながらのハンバーグランチも美味しい。
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フォトデザートのスポンジケーキ付き。
こんなのも売ってたので思わず…フォト

峠に到着。フォト
しかしこの街道の「酷道」たるところは、大阪側への下りなのである。
まっさかさまの狭路&急坂。
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その最もたるところが、最大勾配37%(!)と言われるこのヘアピンげっそり
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これでもれきとした「車道」です。その証拠にクルマやバイクがひっきりなしに往来していきます。車輪を空転させるクルマもあったりする。
仕事などでここを走り続けるとクルマの痛みが早いとか、オートバイで2人乗りして登るとウイリーしてでんぐり返ったとか、栗村修さん(J sportsの解説者)が現役時代にここをアウターで登り切ったとか、様々な都市伝説がここで生まれました(爆)
と、そこに果敢なローディーが行く!見事に激坂をパス。凄い!
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ここを下っても斜度はこんな感じ右斜め下右斜め下新緑が眩しいですが、走っているこっちはそれどころじゃないんです右斜め下右斜め下急坂のガタガタ道。ブレーキ握りっぱなし。もう〜〜手が痛い!がまん顔
二度ほど止まって休んだ。下り道で休憩なんて初めてだ(笑)
それでも反対側からローディーが何人か登っていこうとするではないか。もうほとんど変態である(笑)

今回の撮影はLUMIIXでカメラ

なんともアドベンチャーな気分を堪能しましたが、今度暗峠に行くのはいつの日か?(笑)
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それはそうと、お店にクレーム入れなきゃ。

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