スチュワート・コープランド(ポリス)/マーク・キング(レヴェル42)/エイドリアン・ブリュー(キング・クリムゾン)/ヴィットリオ・コスマ(P.F.M.)…豊富なキャリアをほこるベテラン・ミュージシャン4人からなるスーパーグループ(←懐かしい響き)。客層はプログレマニア臭ただよう男性が8割、女性のほとんどは熟年カップルの片割れ。女性同士なんてのはごくごくまれ。
スチュワート・コープランドはギターを抱えて登場。サポート・ドラマーがいるおかげで今回はほとんどフロントマン。たまにドラムセットの前に座るやバカテクぶりにはやっぱり驚嘆。D・ボウイのバック、T・ヘッズ、クリムゾン…生エイドリアン・ブリューは何度目か。「エレファント・トーク」ではきっちり象の泣き声、このクリムゾン名曲をこの面々のプレイで聴けるとは。
マーク・キングのチョッパー・プレイは昨年ビルボードライブで初めて目の当たりにしたばかり。今回も終始ビンビンと弾きまくりながら、ときおり重厚なボーカルを聴かせてくれる。そしてヴィットリオ・コスマがひとたびかろやかなフレーズを奏でるや、場内が急にプログレっぽい雰囲気に包まれるから面白い。とにかく四者四様の見事なテクニシャンぶりでありました。
思っていたよりずっと“歌もの”ばかりが続いた印象。なにしろこの4人のこと、すさまじいハイテク合戦が終始くりひろげられると想像していたから。いやいや、それでもやっぱりインスト部分になると、緊張感あふれるスリリングなつばぜり合い。ステージの上そしてこちら観ている側、成熟したロック好き大人同士の集いといった感じ、とてもいい雰囲気が続いたライブでした。
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