非常にあさましい言いかたをすれば、参加費いくばくかにたいしてぜんぜんモトをとってない。目の前のお肉や野菜にかぶりつくことよりも、20名をこえるかっての常連たちとしゃべることに懸命だったから。さしずめ亡きマスターの思い出ばかりをしみじみ語りあったと思うでしょう?いや、案外そればっかりでもなく、けっこうざっくばらんに話はそこかしこをさまよい…。
そう、まるですぐそこでマスターが酔いつぶれたまま寝転がっていて、声をかければひょっこり起きてきて「さっきからなに言うとんねん」と話の輪に加わってきそうな、これまでとなんら変わらない雰囲気。さわやかなきのうの青空のよう、湿っぽい部分はいっさいなし。たぶんこの雰囲気を一番よろこんでいるのはマスター自身にちがいない。
久宝寺緑地ファミリー広場はかなりのにぎわい。以前はその名にふさわしく家族単位の集団を多く見かけたけど、今回は職場の若手同士っぽいグループばかりがけっこう目についたのは、われわれの側がトシをとった(≒そういうグループでなくなった)せいかも。いつのまにかゴミ捨て場は撤廃されていて、すべて各自でお持ち帰り、これはけっこうやっかいだった。
いまはもうお酒はやめてるのでノンアルコールビールをちょろっと混ぜといてと、前もってスタッフにお願いしておいたら、複数の銘柄におよぶそこそこの数のアルミ缶がクーラーボックスのなかで漂っていた。そしてそれらのほとんどを飲み干したのは結局この私。そう、なんだかんだ言ってきっちりモトをとっていた秋の日曜日、気持ちのいい昼下がりでした。
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