土俵下での優勝力士インタビュー、39回目の優勝にかけて開口一番「サンキュー!名古屋!」と叫んだ白鵬だったけど、満員の観客にはすぐにピンと来ず、ちょっとハズシてしまったのは残念。それでもさすが天下の大横綱、臆することなく続いて名古屋場所での優勝の意義を問われたときも、インタビューの尺など気にせず、えんえんと少年時代のエピソードを語りだした。
白鵬が6歳のとき、モンゴル相撲の横綱だった父親のもとに、第1回名古屋場所の優勝力士である花田勝治氏(初代横綱若乃花/二子山理事長)が訪ねてきておみやげに「うまい棒」をもらったと、白鵬は堂々と商品名を口に。おそらくそのときインタビュアーNHKアナそして放送席周辺はひきつりまくっていたはず、まあこれぞ日下開山、まさにコワいものなしというところだろう。
そしてこの白鵬の内弟子3号が、今場所序二段で優勝をきめた炎鵬。なんというかさわやかさあふれるイケメン、インタビューもお相撲さんのそれというよりは、新進のアスリートといったほうがふさわしいハキハキした受け答え。実力のほうも相当なもので、先場所は序ノ口で全勝優勝、今場所も全勝優勝と初土俵以来2場所14戦負けなしなのだ。
このまま順調に出世すれば、同郷の遠藤をしのぐアイドル的人気力士となることまちがいなし。現在22歳、近い将来「白鵬部屋」がスタートしたときの部屋頭となるのはおそらくこの炎鵬。横綱大関の休場があいついで、優勝争いのほうはちょっと白けてしまったけど、最後の最後にきてまた興味深い話題がいくつも出てきた名古屋場所の千秋楽でした。
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