それにしても11勝した宇良に三賞なしとは納得がいかない。技能賞はもらって当然、敢闘賞とのダブル受賞もアリかなと思っていた。たしかに今場所は各力士わりと好不調がクッキリ分かれ、ふだんの場所なら三賞ものの活躍をしながら手にできなかった力士が他に何人もいた。来場所の彼はおそらく前頭3〜4枚目あたりで横綱・大関と総当たり、まちがいなく毎日が好取組だ。
さて、大関を確実にした高安。まさかここまで強くなるとは思わなかった。これまでは“平成生まれ初の関取”ぐらいしか話題のない、どちらかといえば地味な力士だった。あとはフィリピーナとのハーフ同士というつながりで、元AKB48の秋元才加と幼なじみだったということぐらいか。案の定、大関までのスロー出世ぶりは歴代ベストテンにランクインするみたい。
そして1年ぶりに天皇賜杯を手にした白鵬。今場所の彼はなりふりかまわずという印象、勝負がきまったとき、これまでなら土俵に仁王立ちになっていた彼が、今場所は相手力士と一緒に倒れたり土俵を飛び出してしまうことが多かった。これを勝負にたいする執念とみるか単に足腰が弱ってきただけとみるか。なんだか“最後の輝き”を見るような感じもなきしもあらずなんだけど。
そういえばきのうは競馬の祭典・日本ダービーの日でもあり。今回スポーツ新聞の予想馬柱には出走馬18頭を歴代横綱にたとえたお遊びがあったし(我がツッコミ魂をこれほどかきたてられた企画はなし!)、優勝馬レイデオロに騎乗したルメール騎手は勝利ジョッキーインタビューの最後に「ゴッツァンデス!」と叫んだ。大相撲人気はこんなところにも。
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