mixiユーザー(id:2399973)

2017年05月17日15:00

1003 view

トッド・ラングレン新譜「ホワイト・ナイト」を聴く

“ブルー・アイド・ソウル路線に回帰”との宣伝文句。これは聴かねば。なにしろ最近はトッド流EDMとやらを、EDMのことをあまりわかっていない世代に向けて放つものだから、いまひとつピンとこなかったし、ビルボードライブでは盆踊りを踊らされるはめになるわ、フジロックではダンサー2人従えただけのとんでもないステージをやらかして、次に出る椎名林檎をあ然とさせるわで…。

さて通算26枚目になるという新作。ゲストにドナルド・フェイゲン、ダリル・ホール、ジョー・ウォルシュ、トレント・レズナー、ベティ・ラヴェット、ジョー・サトリアーニ等々。これだけの面々を相手にしたらトッドもいいかげんなことはできない。それぞれが別々の楽曲に参加、いわゆる“コラボ”形態だけど、歌詞カードをよく見ると参加の度合いで“featuring”と“with”に分かれていた。

やっぱり大前提として“スタジオにこもりつつ作り上げた多重録音感”というのはぬぐえない。もうちょっと突き抜けたライブな肌合いがほしかったかな。そういう意味では8曲目「レッツ・ドゥ・ディス」はかってのユートピア的ノリがパワフル、そして5曲目「ビギニング(オブ・ジ・エンド)」はまぎれもないブルー・アイド・ソウル、こういうのを聴くとやっぱりうれしくなる。

ドナルド・フェイゲンやダリル・ホールとのコラボ曲も、誰が聴いてもすぐそうとわかる感じがいかにもカッコいい。でも相手が無名なほど自分の色を前面に出すという、トッドお得意の伝統芸はあいかわらず。使用楽器や録音技術のせいか、全体的な印象をいうと原点回帰は道半ば、どちらかといえば80年代中盤あたりの作品群を思いだす一枚となりました。
25 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年05月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031