英国発フュージョン・ポップ・ファンク・バンド。そういえば先週にはプリンス・トリビュートのファンク・バンドを同じ場所で観たばかり。黒人ミュージシャン中心のファンクと今回の白人ばかりのファンク、メンバー構成はほぼ同じ、披露された楽曲もそれぞれ同時期つまり80年代のもの。まあいったんノッてしまえば細かい違いなんてどうでもよくなってくるものですけどね。
ステージにはホーン3人をふくむ、たぶん私より少し年上7人の男たち。みなそろってカジュアル・シャツにジーンズというスタイル。もっとインスト部分が多いと思っていた各楽曲、けっこう“歌もの”ばかりが続いたのは意外だった。超テク・ソロ合戦や即興演奏みたいなことがくりひろげられるとばかり思っていたのだ。そういえばMCもいくぶん控えめだったような。
余計なことをいっさいはぶいて、とにかく一曲一曲をしっかりと聴かせようというスタンス。ここまでひとつの楽曲としてカッチリしたものが続くと、こんどはラブソングなのか日常的なことなのかそれとも社会的なことか、彼らってどんなことを詞にしてるのだろうと気になってくる。はずかしながら、ヒット曲を連発していたころの彼らは正直あまり知らないもんで。
かぶりつきに陣取った、それなりのおトシの熱心な女性ファンたちの先導(扇動?船頭?)のおかげで、最初から最後まで場内はオールスタンディング。あまりにノリすぎて同行のCーる君は興奮のあまり目の前のグラスを弾き飛ばしてしまい、こなごなの破片とモスコミュールしぶきの始末にホールスタッフも駆けつけ大わらわというひと幕もあった熱狂の一夜でした。
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