左のフォトがきょうの朝早く撮ってきたばかりの桜の樹。自宅から徒歩数分、阪神高速の高架沿い。もうしばらくするとmixiのつぶやきや日記フォトはまちがいなく満開の桜であふれるだろうから、ここはあえてまだつぼみのままの一枚ということで。いや実際のところはまだそれ以前、本当に開花するのだろうかと不安になるくらいのツイッギーなたたずまいでありました。
そして右のフォトは昨年の3月11日にほぼ同じアングルで撮ったもの。そうわずか2日違い、昨年のいまごろはすでにもうこれだけ色づいていたんですね。この数日、暖かい日差しはもう十分春のものだけど、冷たく吹く風はまだ冬のまま。やっぱりことしの春の訪れはスローペース、昨年のこの彩りを味わうにはまだしばらく時間が必要なのかなと。
近所の一番桜は、この地点から数百メートル南に離れた松虫通沿いに伸びる一本の樹だとずっと思ってました。毎年おおよそ3月20日前後に開花。この樹からすぐのところに大阪を代表する詩人・小野十三郎が過ごした住居があり、周りを気にすることなく独り先に花を咲かせるこの桜のことを、彼はまちがいなく詩にしただろうと勝手に想像していました。
ところが昨年のこと、ふだんはあまり通らないこの高速沿いの街路を歩いたとき、10日あまりも早く咲いているこの桜を見つけてびっくり。それからはやたらと気になってしまい、ことしこの数日はわざわざう回してつぼみの具合をチェックする始末。やっぱりこれもうららかな春の日々が早く来てほしいという気持ちのあらわれかと自分勝手に納得している次第です。
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