３：５：６：９

　はー、やっと観ることができました。
　Perfume「LIVE 3:5:6:9」のBlu-Ray。

　特典映像に収録されてた記者会見でのっちが「Perfumeは今が一番脂が乗ってる状態」と発言してましたが、このライヴを観て、本当にそうだな、と感じました。

　特にダンス・パフォーマンスのスキルは、以前に比べると格段に上がってますね。
　昔の映像、特に「Fan Service bitter」などを見直してみると、メンバーの息がかなり上がってるのがはっきりとわかります。若さゆえの力押しと言うか、とにかく相当にリキを入れてパフォーマンスしてたんだな、と思います。

　それが最近のライヴになりますと、ダンスの振付の難易度が相変わらず高いにもかかわらず、それをさらりとこなしているように見える動きになってるんですね（いつも通り汗だくになってはいますが）。
　今回のライヴでは昔の楽曲もかなり取り入れてましたが、明らかに以前と今とではしなやかさの表現、機械的なカチッとした動きのキレが進化しているように見えます。
　２０１０年の東京ドーム以降、いろんな形で経験値を上げ、それを生かしてきた結果が現在のパフォーマンスの素晴らしさに直結してるんでしょうね。
　見せる所はビシッと決めて、でもいい具合に力が抜けている、とでも言えばいいでしょうか。

　メンバー三人が２７歳になった今（あ〜ちゃんは来月ですけど）だからこそ、このステージは実現可能だったんだな、としみじみ思います。

　ライヴ中、あ〜ちゃんが何度も「プロ」という言葉を使っていましたが、こういうところにも現在の彼女達の自信が感じられました。