今年のお正月は義父の透析の関係でどこにも行かなかったので、この三連休を利用して、家族全員で西伊豆の松崎町に行ってきました。
松崎町は古い街並がたくさん残っているため映画やドラマのロケに使われることもあるとか(テレビ版「セカチュー」や「真夏の方程式」など)。
小さいながら漁港もあるので時々野良猫さんに遭遇することもあり、つまりは私の大好きなタイプの街なんです。
しかしながら、尋ねるたびに増えていくのは廃業し、シャッターが閉じたままになっている商店の数・・・。
小泉政権から始まった数々の規制緩和のせいで、明らかに風景にマッチしてない大型店ばかりが増え、その代わり、確実に地方特有の文化、風情、商売、コミュニティは衰退の一途をたどっています。
私のような者にできるのは、こうして何度も足を運び、その土地の風情を楽しみつつ、経済活動に参加することだけですね・・・。
写真左は宿の窓から見た夕陽。見事でしょう?
写真中は今回出会った野良にゃんこ。片時もじっとしてなくて、辛うじて撮れたのがこの1枚。
写真右は現存している明治時代の商家。中を見たら、とてつもなく贅を尽くした作りになっていて、昔の地方豪商の隆盛ぶりを窺い知ることができました。
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