【2015　今年の10本　外国映画】

これから年末にかけて各媒体において今年の映画ベストテンが発表されるはず。へんに影響されたりしないうちにということで早い目にアップしておきます。今回は10本にそれほど差はなし、ダントツでこの1本とか、上位何本が以下を引き離しているとかもいっさいありません。まあ今年のセ・リーグみたいなゲーム差わずかの混戦です。もう1回選んだら全然違う順位になるかも。

1．セッション
2．フォックスキャッチャー
3．パレードへようこそ
4．妻への家路
5．マッドマックス 怒りのデス・ロード
6．シェフ 三ツ星フードトラック始めました
7．おみおくりの作法
8．追憶と、踊りながら
9．ナイトクローラー
10．キングスマン

米5本・英4本・中1本。とりあえずベスト3だけ寸評。1．こんなに緊張感が持続する作品もめずらしい。このあとJ・K・シモンズ出演作品にいくつか出会ったけど、朗らかな彼を観ても違和感ばかりで。2．スポーツを描きながら、本来それが持つ清々しさやフェアプレイ精神等々とは対極にあるものばかり表出しているのが面白い。3．いかにも英国的な都会と地方の対比。

11位以下は「サヨナラの代わりに」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「サンドラの週末」といったところ。それらの下に1位以外のオスカー作品賞ノミネート群と、今年のトレンドだったミュージシャン伝記物いくつかが混戦模様を形成しているような感じです。アジア映画はひょっとしたらここ20年ぐらいで一番観なかったかも。あすは日本映画です。