先日なにげなく朝日新聞の第1面をながめていたら、ウォーレン・ジヴォンという文字がそこにあったのでビックリ。よく見るとそれは「折々のことば」という囲みコラム。哲学者の鷲田清一が先人達の遺した言葉を毎日ひとつずつ取り上げ解説していて、最近は無名のひとのけっこうくだけたフレーズなんかも載っているけど、まさかウォーレン・ジヴォンとは。
今回とりあげられた言葉は“Enjoy every sandwich”。ガンで余命3ヶ月と宣告された彼が遺作「The Wind」の制作中に発した、ひとつひとつの食事を大切にという気持ちをこめた言葉。くわしくはフォトを見てほしいけどしっかり写っているだろうか。彼のトリビュート・アルバムのタイトルでもあり、そういえばこのmixiのウォーレン・ジヴォン・コミュ名でもありました。
そしてきのうのこの欄では“勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし”というプロ野球ファンにはとてもおなじみなフレーズが登場。これが著書のタイトルにもなっている、野村克也のオリジナルではないと知ってはいたけど、平戸藩主・松浦静山による歴史のあるものだとは知らなかった。野球の試合に接するたびにかみしめる深いお言葉です。
そういえばこの言葉をもじってよく“結婚(既婚)に不思議の結婚(既婚)あり 未婚に不思議の未婚なし”などと言ってたなと。ようするに「あいつなんで結婚できたんやろう」というのはいくつも事例があるけれど、「あのひとなんでまだ独身なんやろう」などという不思議はいっさいなく、ちゃんとひとそれぞれにそれなりの理由があるということです。
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