きょうで54歳折り返し

54歳の誕生日からきょうでちょうど半年。あっというまだったけど、それを言うなら50歳をすぎてからの月日はもっと早くて…。49歳から50歳、日付が変わる深夜にみなさんからお祝いしてもらったことなんてついこないだのことのよう。だいたい自分のトシをどこかへほったらかしておいて、「ええっ、アイツもう4○歳になるんか?!」なんて口走ることしょっちゅうです。

54歳、“人生の折り返し点”なんていうのはもうとっくに過ぎている年齢、たぶんそれは平均寿命を適当に2で割るあたりなんだろうけど、だいたいそんなものははっきり目に見えるもんでもないし（見えたら見えたで自分の寿命がわかるようでコワいし）、日々のイメージは折り返し点のない一本道をタラタラと歩いているような感じですね。

そして54歳の後半のどこかで、ひとは誰しも生まれてから20000日目を迎えるんですね。それがどうしたと言われればそれまでですが、とりあえずそのことを教えてくれたニック・ケイヴには感謝。このところ同い年のかたへの誕生日メッセージにはこの件を書き添えております。私の20000日目、実はもうきっちり数えていて、たぶんその日には日記にて。

そして来年の誕生日がくると「四捨五入したらとうとう…」みたいなことになるんでしょう。いや、四捨五入なんかするヒマもなく、これからの日々はさらに加速度が増すのでは。でもまあ私の周囲の60がらみのひとたちを見てたら、みなさんそれぞれ好きなことを楽しんでおられるし、そんなに心配することもなく淡々と生きていきましょう、みたいな感じのきょうこのごろであります。